治療をしよう!

お薬をきちんと飲めば大丈夫!

私のような軽度~中症状程度の方の治療は薬剤治療ですきちんと用法容量を守って飲み続けることでかなりよくなります。何も知らなかった頃のお腹の嫌な感じや変な大便はこれで解決しました!よかった!もう毎日の不安は消え去りました!

治療をしよう!

(アミノサリチル酸)5-ASA製剤っていういいお薬が最近できたおかげでとってもこの病気の患者さんはQOLが改善したそうですよ!とりあえずこの病気の一番いやな症状、(下痢、血便、腹痛)が治まります。そしてその状態を維持して再燃(活動期がぶり返すこと)を予防するんです。(あの安部元首相はこの病気に罹患していたことで有名ですが、よくこの病気と闘いながらあの過酷なお仕事をされていたなと思います。一度引退されて復活されたのはこのお薬ができたからとも聞きました。アサコールです)私はさらに新しい『リアルダ』『ペンタサ』を処方してもらいました。

基本的な成分は同じなんですが、効き方がちょっと違うんだそうです。

アサコールはよく知らないんですが…

  • メサラジン(飲み薬):大腸に届いたら溶けて効果を発揮します。
  • リアルダ(飲み薬):大腸の炎症したところに届いたら溶けて効果を発揮します。
  • ペンタサ(座薬):お尻の穴から直接入れるので、潰瘍性大腸炎のただれのほとんどがここで起こるという『直腸』に直に届きます!

超簡単な説明ですが簡単に言うとこんな感じです。ちゃんと薬剤師さんやお医者さんの処方の通りに飲んでください。こんなかんじで、大腸に届くまでなので、メサラジンもリアルダもしっかりコーティングされているのでめちゃくちゃ大きいです。アメリカのサプリメントみたいです。でも大丈夫。あんなにカラフルではありません。それに慣れれば一気に飲めます。症状に合わせて数を調整して、少しずつ減らしていくのを目標に頑張ります。私は朝だけリアルダ4つ、ペンタサは寝る前に1個からスタート!

リアルダは冷蔵保管です。あんなでっかい場所とる薬、冷蔵庫に入れておくのはかなり邪魔です。

でも大丈夫。そんなに簡単に溶けません。ちょっとくらいなら常温でも平気です。なので、旅行とかに持ってくときも神経質にならなくて大丈夫!(私は大丈夫でした)だからって高温多湿の場所にわざわざ置くようなことはしない方がいいと思いますが。

リアルダをうまく飲む方法

とにかくでかいので、お薬を飲むのが苦手な方は困りますよね。だからって、この薬の性質上、半分に切ってしまったりしては、せっかくのコーティングが無意味になります。

リアルダは縦に長細い楕円形です。しかもつるつるしてます!飲み込む方向に縦にして舌の上に置きます。(1個づつからでいいと思います。慣れれば4つ一気にいけます)そのままウォータースライダーのイメージで流し込みます。ひゅーんと流れていきます。大丈夫です。そしてまったく苦くありません!!ゆっくりとタイミングなど整えて飲めます。落ち着くことです。

ペンタサを楽に入れる方法

座薬です。お尻に入れるんです。なかなか抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

私は便秘の時にお世話になったり、浣腸もよく使ってたので全然平気です。

まずはお尻の穴を整えましょう。いつも、ペンタサよりもっと大きな大便を出している穴なので、こんなもの入るの~?っていう心配は不要です!!!

ただ、出すの専用の穴なのでちょっと気持ち悪い感じはします。無理やり入れるには違和感あるし…

とりあえず滑りをよくしましょう!いいものがあります。(これはあくまでも私のやり方なので、正しくないでしょうが、考え方としては滑りをよくする!ってことです)手に入りやすくていいもの、私はベビーオイルを肛門に塗りました。塗るタイプの痔のお薬も滑りをよくするだけならちょうどいいなと思いました。ちょうどトイレにあってすぐ使えたので塗ってみただけです。それから、ペンタサを取り出します。とても溶けやすいので扱いに気を付けてください。それから、そのとがった方をお尻の穴につきさして入れていくのですが、そのとがったほうの先端をちょこっとだけ水に濡らします。それだけでペンタサがヌルヌルになるので入れやすくなります。もう違和感や痛みはありません。思いっきりつっこんでください。指は意外と入れても大丈夫です。第二関節くらいまで入れても問題ありません。いい感じの場所につっこんでお薬を置いてきてください。突っ込みが足りないと、入り口で止まって逆に気持ちが悪いです。ガスを出すときに一緒に出てきちゃったりとか、結局薬が効かなかったりとか、いいことなしです。入れるときは思いっきり奥までつっこみましょう!ぐっと!

あとこれは余談ですが、夜寝る前に入れるようにとの指示ですが、入れ忘れたとき、朝入れてもいいか。

OKではあります。が、日中は活動して動き回るので、なんかお尻の違和感が気になっちゃいます。あまりおすすめしません。常に便意をもよおしてる感じになります。

ステロイドについて

ステロイド治療についてやたら嫌悪感や恐怖感を覚えてお医者さんに処方されても拒否する人がいると思いますが、ステロイドは炎症でただれちゃった患部をとりあえずきれいにする(炎症を抑える)のにとっても有効です。ステロイドが怖がられるのは、長く続けてステロイドに頼らないと生きていけない体になってしまう(ステロイド依存症とか呼ばれてるようです)のではないかという恐れです。ただ、もう荒れちゃったのは自力で治すのはかなり大変です。まずは手っ取り早くステロイドさんに頼ってきれいにしてから、じっくりと(アミノサリチル酸)5-ASA製剤で治していけばいいんですから、最初っから拒否しなくていいと思います。重症の方などはステロイドや免疫抑制剤などもっといろんなお薬を使って治療されるそうですが、軽症の私みたいなのは、使い続けることはあまりないので、ちょっと症状が悪い時だけちょっとだけ使うかんじです。なのでステロイド=NOではなく、黙って先生の指示に従うのがいいと思います。

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